2018/02/03 AM7:00

結局自分は何かにのめり込んだ試しもなければ、なにも語れない人間なのではないかと思うことが多い。 -10代、場所、音楽 群馬の、田舎でもなければ都心でもなく、郊外と呼ぶには、その対象となる中心もないような場所における10代は、自己と友人関係が社会に…

ブログを書かなかった話、ある情景と2004年

ブログを書かなければ、と思いながら半年以上が過ぎていた。 理由は二つあって、ひとつは、家の固定回線を解約したこと。 もう一つは、かつて自分が世界に向かって文章を書いていたモチベーションが思い出せなくなっていたことだ。単純に、メモ帳に文章は増…

2002年1月5日

明けましておめでとうございます by xxxx [Mail] 2002年01月05日(土) 22時10分 本当に新しいって単純にいいですよね!生まれたばかりの赤ちゃん、おろしたての下着、洗ったばかりのシーツ、塗ったばかりのペンキの壁、開いたばかりのページなんやかや…この気…

ブログのタイトルを変えました。 写真家の金村修が「展示とか写真集のタイトルは洋楽のタイトルっぽいやつにしてる。意味はない」と言っていたのを(わからない、たぶん言ってた。言ってなかったら今俺が考えた)思い出して付けた。思い出したことにも意味はな…

2016年11月27日

いま、いまというのは2017年の3月17日、現在の俺は、とにかくいろいろなものに見切りをつけたくて、とりあえず一番最初に捨てられそうな過去、らしきものを切り刻んではゴミ箱になげすてている。その中で、タイトルの日付に作ったZINEが出てきた。酷いもので…

2016年4月17日

眠れなさの訪れと眠気の訪れは似ていてトランプをショットガンシャッフルするようにそれは交互に訪れる。速度は酩酊の瞬きに近く、向精神薬をブラックニッカで飲み下した先には言語より速く明滅する記憶とそれに付随する記憶地味た感情、情動、身を包むのは…

マンションの写真

2011年の2月に一眼レフを買ってからずっと撮り続けているものがあって、何故それを撮り続けるのかは未だにわからない。自分が写真を撮る理由も、撮っている理由もまるでわからないまま6年がすぎ、データがHDDに溜まっていくばかりで、本当に何にもならずに写…

上京(Reprise)

大学受かったんだ、おめでとう。もうこっち来てるの?どこ住んでるの?東中野か、いいとこだよ。おれ新井薬師だから近いね。いいじゃん、自転車買いなよ。いろいろ行けるよ。あと、桜が咲いたら中目黒にいくといいよ。 合格発表の日、僕のツイッターを見た友…

ノスタルジア、サウダージ、東京

1:小林信彦と「町殺し」 作家・小林信彦は自身の東京生活を『私説東京放浪記』(1992a)『私説東京繁昌記』(1992b) 『昭和の東京、平成の東京』の三冊に記している。「私説」とあるように、エッセイの形をとってはいるのだが、その文体はすべて異なる。『私…